先週末から中南部ヨーロッパを襲っている熱波のせいでウィーンは30度を越える日々が続いています!
昨日が暖かくなるとアイスクリームと言った感じでウィーンの街のいたるところにはアイスクリーム屋さんがあります。これらアイスクリーム屋さんの殆どが春半ばから秋半ばまでの営業。3月半ばに渡り鳥がやってくるように店がボツボツと開き、焼き栗の屋台と入れ替わるように10月半ばごろから12月初めにかけてまたポツポツとお店が閉まっていきます。お店の殆どは街中の目抜き通りあるので店仕舞いすると寒くで暗いグレートーンの晩秋の街が余計に寂しく感じられます。アイスクリーム屋さん営み働いている人々の殆どがイタリア人。ワンシーズンで一年分の稼ぎを蓄え、冬はより温暖な母国へと帰っていくようです。
それらアイスクリーム屋さんは代々同じ場所に店を構え営業しているところが多いようですが、2年ほど前に彗星のごとく現れたのがこのeis Greissler 。アイスクリーム・グロサリー(食品雑貨店)とでも直訳できる名前のこのお店。オーストリア人の手によりで主にウィーン近郊の新鮮な材料を使った自然派手作りアイスクリームが売り物。メニューも毎日少しずつ変わり、旬の素材を使ったアイスクリームも多く出ます。開店当初から常に長蛇の列でまさにウィーンのアイスクリームショップのニュー・スターです。一概にレイドバックでのんびりしてウィーンっ子たちを並んでも買いたいと駆り立たせるのはその人気がいかに高いかを表していると思います。
僕らが食べたウィーンのアイスクリーム屋さんの中では一番美味しく、売れても質を保ち量産せず(人気のフレーバーは夜になると売り切れることもよくあります)、値段もぼらずに列も早く流れるのがその秘訣かもしれません。ビジネスセンスもあるようで少しずつ店も増え、定番フレーバーは一部のカフェに卸しているようです。
アイスクリームのシーズンにウィーンを訪れたのなら是非、eis Greisslerのアイスクリームを召し上がってみてください。
eis Greissler HP: http://www.eis-greissler.at/index.php
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