1月14日木曜日の晩は、シーラ・ジョーダンのコンサートに行ってきました。場所はJazzland。家人・Jazz 好きの友人みんな都合が悪く、今回は僕一人。バック・アップは当地のKarlheinz Miklin Quartett。メンバーは:Karlheinz Miklin (sax), Olaf Polziehn (piano), Morten Ramsbøl (bass), Karlheinz Miklin jr. (drums)。
ごく稀に経験する特別の何かがあったコンサート。すべてを忘れて観客がアーチストの魅惑に引き込まれ一体となり、楽しく心が踊る。僕が今まで数多く行った中でも5本指に入る素晴らしいものでした。バンドをまるで何年もずっと演奏している仲間であるがごとくに息がピッタリ合うようにリードしていたシーラはまさにジャズそのもの。87歳の高齢を全く感じさせず、張りのある声で素敵な笑顔を絶やさず観客を湧かせました。
ビーボップの誕生から全盛の頃にニューヨークでジャズと共に生き、1962年のレコード・デビュー後、離婚、子育てを選び、生計を立てる為に勤め人となり、80年代後半になるまで音楽家として再び独立しなかったシーラ。知る人ぞ知る遅咲きのジャズ・グレートの一人なのかもしれません。
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