冬休みにみて面白かった映画。インド社会における結婚相手探しをユーモラスでロマンチックに描いたドキュメント映画。インド系アメリカ人で俳優のラヴィ・パテルが自身の嫁探しを彼の姉で映像作家のギータ・パテルとともに作ったインディペンデント映画。娘たちの希望でiTune Storeのレンタルで観ました。
インド人の同僚たちによく聞いていましたが、彼らの社会での結婚相手探しは一族総動員のシリアス・ビジネスなのだそうです。
傍から見ると大袈裟ともいえるそのプロセスを面白おかしく描きつつも、小さいころにアメリカに渡りアメリカに溶け込むべく育てられらたパテル姉弟が、アメリカとインドの文化の狭間で相反するものを両立させようとする努力と自分探しの苦労を 価値判断を加えずに素直で率直に表しているところが、この映画を人間味があってより深い共感をおぼえる作品にしたのだと思いました。
Meet the Patels公式HP: http://www.meetthepatelsfilm.com/
追伸:
デビッド・ボウイが亡くなりましたね。彼の音楽を特によく聴いていたわけではないのですが、自分が十代のころからのロック・スターが亡くなる知らせは悲しいのみならず、自分が年をとってきたということの証の様でもあり複雑な気持ちです。僕より彼をよく聴いている次女はショックを受けたことを隠せませんでした。その様子を見て、僕が今の彼女と同年代のころにジョン・レノンが亡くなったニュースを聞いたときのことを思い出しました。今でもそのときの状況をはっきりと憶えています。
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