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去る日曜日(3月30日)は、ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)とフランクフルト放送交響楽団 (Frankfurt Radio Symphony Orchestra/hr-Sinfonieorchester)のコンサートに行って来ました。指揮はネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi)もともとパーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi)が指揮の予定だったのですがキャンセルになってお父さんが代わりに出演。会場は楽友協会大ホール、プログラムは:ブラームスのバイオリン協奏曲とブルックナー交響曲第3番(1889年版)。
我が家は家族揃ってヒラリーの大ファンなので、最近はバイオリンよりもドラムスに夢中の次女も珍しく行きたいといったので急遽チケットを購入して妻と3人で行って来ました。そんなこともあって僕の席はステージ後方、真上。でも音は素晴らしく最高でした。
ウィーンの森(OM-D E-M5, Lumix G Vario 12-140mm F3.5-5.6) |
この日は、ウィーンを去る友人の送別を兼ねてお昼にウィーンの森でハイキングと昼食会をしてきたので、小一時間ほど昼寝の後コンサートへ。ウィーンは小さい場所に色々なところが詰まっているので、我が家からはこの写真のような自然に行くのも30分程度、楽友協会に行くのも30分程度なので一日でこのように違うことが出来ます。
コンサートに話に戻りますが、ヒラリーは何時聞いても素晴らしい演奏をします。清楚で生命感溢れそれていて音楽的には成熟している、ちょっと矛盾するようですがそのように感じます。ブラームスのバイオリンコンチェルトは好きな曲なのでレコーディングも色々と持っていますし、ライブでも色々と聴いたことがあります。その中でもこの日の演奏は特筆すべきものでした。ネーメ・ヤルヴィ指揮のフランクフルト放送交響楽団の演奏も息がぴたりと合った素晴らしいサポートでした。
個人的に僕はブルックナーの交響曲をレコーディングで聴くことが苦手なので、コンサートもあまり積極的には行かないのですが、このところなぜかブルックナーを含むプログラムが多く聴く機会が増えています。それで思うのはやはり、ライブのほうがレコーディングより僕にはしっくりくるということです。お陰で少なくともライブ聴くブルックナーのシンフォニーに関しては食わず嫌いのところが無くなりました。この日の3番も素晴らしい演奏で楽しく聴いて音楽に浸ることができました。
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今まで行ったどのコンサートでヒラリーは必ずファンへのサイン会を行います。この日のコンサートは、オーストリアで若者に音楽の啓蒙活動を行っているJeunesseという団体の主催で、若い観客が多かったこともあり長蛇の列でした。Jeunesseは、クラシックだけでは無く、ジャズやワールド・ミュージックのコンサートも主催し26歳以下は半額の若者料金でチケットを買うことが出来ます。
Jeunesse HP: http://www.jeunesse.at/no_cache/home.html
ヒラリー・ハーンHP: http://hilaryhahn.com/
僕が好きなヒラリーのCD:
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