話題になっているので試されたかも多いと思いますが、僕も先週ダウンロードして、試してみました。
まず第一に驚いたのは期待以上に音がよかったこと。 つい半年ほど前にいろいろと試した際にAudirvanaPlusも試したのですが、僕にとってはAmarra MINIの方がどちらかというと好ましかったのでそちらを導入しました。それが2.4にアップグレードされとても音がよくなったと思ったのも束の間、Direct Mode 付のAudirvanaのベータ版はAmarraを明らかに超えた音で好みの問題以前に良し悪しがはっきりとする出来だと思いました。我が家のシステムでは、小さめか中程度の音量で聴こえる情報量に特にはっきりとした違いが感じられました。
ベータ版ですのでもちろん問題も多く、ハイレゾファイルの再生ができたりできなかったり、16/44.1でも長時間聞いていると音トビ、ひずみ、雑音が出てくる現象が起きました。
Audirvana開発者のDamienさんにメールでその旨報告しDebug Reportを送ったところ、返事を頂き、これはDACによって起きたり、起きなかったり、起きる頻度が異なったりする現象のようだとのことでFixを開発中とのことでした。 最終バージョンがはやく出てくれることを期待するともに、一人で(たぶん)世界中からおおくのレポートが送られているであろう中、Bugを直しながらそれぞれのレポートに返事を書かれているであろうDamienさんはすごいと思いました。 それと同時に、一人のプログラマーがプロ用レコーディング関連ソフトで実績のあるSonicStudioのような会社の製品を上回るようなアプリケーションをつくり、ネットでベータ版を公開し、世界中で有志がテストするというインターネットがもたらしたパラダイム・シフトもいいものだと思った次第です。
ちなみに我が家のPCAudioの環境は、Mac Mini、OSX 10.6.8、Weiss DAC 2 です。
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