検索キーワード「bybee」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「bybee」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2013年4月6日土曜日

Bybee Quantum Purifiers(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)

Small Bybee Quantum Purifier


カプリングコンデンサーのアップグレードで気を良くして、少づつプリアンプをいじっています。プリアンプが音の要だということがよーく良くわかりました。

ここ数週間ほど試しているのは、Bybee Quantum Purifier(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)。米軍用の開発された部品のようで『アメリカ海軍の原子力潜水艦のパッシヴ・ソナー・システムの電力浄化技術やその様々なワイヤーに使用されている...』と日本の幾つかのサイトでは紹介されていますがメーカー側は機密保持義務の為という理由でその様は事はもとより更なる詳細も公表していません。 

ご存知の方も多いかと思いますが欧米でも日本でも賛否両論のあるパーツです。DIYAudio.comの掲示板では数年越しで150ページにわたる議論がされています。かといって決定的なレビューの記事があるわけでもありありません。実を言うと僕は4〜5年ほど前から使ってみたかったのですが特に安いものでもないし知り合いで使っている人もいないしといいうことで、時々思い出してはあーでも無いこーでも無いと決めかねて、暫くしてまた思い出して...なんてことをやっていた訳です(優柔不断でしょうもないね〜)。今回はたまたまアップグレードする気分の時にパーツコネクションで小型バイビー素子3割引きセールがあったのでやっと試してみることに決めました。

メーカのBybee Technologiesの取り付けガイドによると:

・電源回路に入れるのが一番効果がある。
・特に一番効くのは整流素子と平滑コンデンサの間だが、真空管整流の場合は電源トランスと電源入力の間にいれないといけないとダメ。(理由は書かれていません)
・とりあえずホット側だけに取り付ければ良く、コールド(ニュートラル)側にも付けると更に効果がある。

とのことでしたのでとりあえず一個だけ注文しました。 

僕のプリアンプは真空管整流なので届いた素子をIECソケットと電源トランスの間に取り付けて早速音出し、 いや〜こんなのでどうして?と思うほど音が変わりました。ヒューズをHiFi-Tuning などのオーディオ用に替えて音が変わるのと似た傾向の変化ですがヒューズとは比べ物にならない位顕著な違いがでました。問題は僕の好みとは全く逆の方向になってしまったということ...。洗練されて情報量はだいぶ増えた感じ、しかし何となくツルッとした綺麗すぎる音で有機的な感じもだいぶ減ってちょっと不自然な様にも聴こえます。一番ガックリしたのは、低域の質感と重量感が全くと言っていいほど無くなって、音が小型スピーカーから出る音のようにとても軽くなってしまったこと...。インターネットで調べるとエージングに時間がかかると書いてあったので暫く通電して様子をみたのですが全然良い方向には向かいません。

どうしようかとウダウダと悩んだ挙げ句、取り外すしか無いという結論に達した時に出会ったのが、AudioAsylumという米国一のオーディオ・ファイル掲示板のある書き込み。

メンバーのUncle Stu(ハワイでショップをやっている方のようです)が、『ホット側に付けると高域にバランスが大幅にシフトするがコールド側にも追加することにより低域が戻りバランスが取れる』と、書いてあるではないですか。まるで陰陽学のような話ですが、彼はBybeeに関する他の掲示やそれ以外話題のスレッドにも理に適ったことをよく書いており、彼のお店のサイトにも好感が持てたので、我ながらアホだと思いつつダメものとで試してみようと思って早速をもう一個注文。

1週間程後、届いたその晩に2個目を取り付けて音出し、おお〜嘘のように低域が戻ってきました。Stu おじさんに感謝です!こんなに効き目があるとは思ってもいませんでした。 すこし冷静になってじっくりと聴くと全体的にはまだ高域にバランスがほんの少し偏った感じがするので暫く通電してエージングをしてからもう一度じっくり聴くことにしました。およそ一週間後、低高域のバランスには特に気になることもなくなり、ツルリとした感じもほぼ無くなり有機的なで自然な感じも戻ってきました。アップグレードの効果も充分で情報量はかなり増え良い意味で洗練された音に落ち着きつつあるようです。

上述のUncle Stu書き込み、今まで読んだBybee素子に関するネット上の投稿のなかでも特に的を得たものだと思うのでリンクを載せときます:

http://www.audioasylum.com/audio/tweaks/messages/17/174464.html

Uncle Stu曰く、バイビー素子はまず電源それもB電源が一番効く、ただし真空管のヒーター電源回路に入れても効果は全くない、信号経路に入れるのはそれほど大きな効果は無いとの事。

ヒューズをオーディオ用に替えて音が気に入る方向に変わったと思われるのであれば Bybee Quantum Purifierは特にお薦めのアップグレードです。ただし、効き目はかなり大きいので適所を選び控えめにするのが良いかと思います。過ぎたるは及ばざるが如しになる可能性が高い部品だと思います。

バイビーテクノロジーのサイトです:http://www.bybeetech.com/

2017年4月18日火曜日

Bybee Quantum Purifiers(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)をパワーアンプに取り付けました



先週末はイースター(復活祭)で職場は金曜日と月曜日と休みで4連休だったのですが、天候が崩れ急に10度以下の寒さとなり残念でした。予報では今週後半は雪が降るとの事。桜も散って4月も終わりなのにやれやれといった感じです。

さて、パワーアンプB+電源を5U4G整流管から出川式に換えて(こちら)あまりの音の向上に驚いて、電源の音に対する影響を再認識させられたていた折、カナダのオーディオ・パーツ通販サイト「PartsConnexion」のセールがあったので、Bybee Quantum Purifier(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)を購入。パワー・アンプに取り付けました。もう、2ヶ月ほど前のことです。半導体整流の場合、整流素子と平滑コンデンサの間に取り付けるのが最も効果が出ると、メーカーのサイトに書いてあったのでその通りにしました。 

パワーアンプなので、容量の大きなものと思いLarge(15A)を購入。Small比べ、想像以上に大きかったのでちょっとびっくり(上の写真)。前回(こちら)の教訓を活かし、ホット側とコールド側両方に取り付けるべく二個調達しました。

スペースに制限がありちょっと悩みましたが、無事に装着完了。音出しをするとなんと薄ぺらい音。後悔の念が頭をよぎるも前回の経験からバイビー素子はエージングに時間がかかることを知っていたので、それに期待し、じっと我慢して、帰宅しアンプの電源を入れ、就寝前に切るということを10日ほど続けて、やっと向上効果が感じられるようになりました。

テスト用の音楽音源をかけると、かなり情報量が増え、見通しが良くなり、音場感が向上した感じ。ケーブルや出力管を変えたのと同等かそれ以上の音の変化がはっきりと分かりました。変化も望んでいた方向であったので一安心。

Bybee Quantum Purifier(バイビー・クァンタム・ピューリファイヤー素子)は、機器の改造やパーツ・アップグレードをある程度されて、さらなる向上を図りたいという方であれば試す価値のあるパーツだと思います。 値段も高い部品なので、前にも書きましたが適所に控えめに(おそらく電源部が一番効く)使うのが、コストパフォーマンスも良いかと思いますよ。

バイビーテクノロジーのサイトです:http://www.bybeetech.com/

2015年8月24日月曜日

プリアンプ のアップグレード(とりあえず)のまとめ (一部訂正:2015年8月26日)



ご無沙汰してます。ウィーンはやっと熱波が去って、先週は20度前後で気持ちが良い日が続きました。今週の予報だとまた暑くなってくるようです。公私ともどもばたばたと忙しく、ブログの更新が疎かになってしまいました。

さて、ここ3~4ヶの月間に、我が家のプリアンプに以下を施しました:

  • 真空管のヒーター電源にCPMを追加。整流回路は以前に出川式電源に変更済み。
  • 同電源にLCMを追加。
  • 出力用トランスのリード線をVH AudioのUniCrystal OCC SILVER Hookup Wire with AirLok(銀線・入力側)と UniCrystal OCC Copper Hookup Wire with AirLok Insulation (銅線・出力側)に変更。

エージングも終わり、色々と聞いてきているのですが、ここまでやれば当分は良いだろうと思うところまできたかな~と思っています。

今回はCPMをはじめに取り付け、しばらくしてからLCMを付けました。出川式電源の整流回路にCPMをつけるだけでも音質の向上がはっきりとわかります。さらにLCMをつけるとCPMのみの場合にくらべ、より低音が豊かになり、クリアだけど自然で有機的な音になったと思います。両方つけるのがお薦めだと思います。

我が家のプリアンプはAudio Note Kits Pre L3です。詳しくはこちらをご覧ください:

5年ほど前、アメリカを離れる際にキットを購入、ウィーンに引っ越してきてなんとか落ち着いてきた2012年の夏に組み立てて我が家のシステムに導入しました。


プリアンプのここまでの道程は以下の通り(時系列):

カップリングコンデンサーをVH Audio V-Cap CuTFに変更

カップリングコンデンサーをDuelund Coherent Audio CAST PIO Cu に変更

バイビー素子取り付け:

電源回路の平滑用電解コンデンサーをブラックゲートに変更

増幅回路真空管のB+電源用に平滑用コンデンサーを追加しCPMとLCMを導入

シャント方式アッテネータ導入・アテネータの入力抵抗をVISHAYのVAR-Series "naked" Z-FOIL RESISTORに交換

増幅回路真空管のヒーター電源整流回路を出川式に交換

増幅回路真空管のヒーター電源回路にBellesonのスーパー・パワー・レギュレーター MKIIを導入

増幅回路真空管のB+電源回路の定電圧放電管 をSiemens のSTV 108/30に交換


こう並べてみると、3年ちょっとの間に色々とやったもんだな~と思います。これだけやってみて、わかったのは、月並みではありますが、プリアンプはオーディオシステムの要であるということ。それぞれの変更が音に対する影響はかなり大きかったです。もう一点は電源がいかに大切であるかということです。

DIYをやってよかったのは、機器を買い換えたりしなくても自分で少しづつ改善していけること、そしてなんかあっても大概の場合は自分で直せる事です。もちろん、部品代は馬鹿になりませんが機器を買い換えるよりはだいぶ安上がりです。それに工作をしている間は、すべての事を忘れそれに没頭できるのも僕にとっては良いストレス解消になっています。

プリ以外にも、アナログ再生の環境をいじったり、パワーアンプをいじったりしているので、それらは、また次の機会に。


付記:VH Audio (VHオーディオ)に関して

2000年代初めに、インターネットで自作ケーブルの作り方を紹介していたChris VenHausが、あまりの反響に応えるために起こしたブランドで、自社ケーブル、独自に開発した自社ブランドのコンデンサー、各種アクセサリー、自社開発・特注の自作用の配線材とパーツをネットで販売している会社。欧米のオーディオDIY派には高い評価を受けている。僕も電源ケーブルに始まりインターコネクト、スピーカーケーブル、デジタル同軸ケーブル、自作の内部配線にここの配線材を使用。オーディオファイルを納得させる情報量を持ちながら、とても自然で音楽性の高い聴き疲れの無い音でとても気に入っています。

HPはこちら:http://www.vhaudio.com/