2013年12月3日火曜日

Alice Sara Ott (アリス=紗良・オット)のコンサート 


(Canon S95で撮影)
11月30日土曜日は、Alice Sara Ott(アリス=紗良・オット)のコンサートに妻と行って来ました。二晩連続。ハードな出張であったので疲れがまだ残ってましたが、出張が急に決まる前にチケットを手配していたので...。場所はコンツェルトハウス・モーツァルト・ザール。プログラムは:

Franz Liszt (フランツ・リスト) :
Légende Nr. 1 S 175/1 «St. François d'Assise: La Prédication aux Oiseaux» (「2つの伝説」第一曲 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ)
Consolations S 172 (コンソレーション・慰め)
Ungarische Rhapsodie Nr. 2 cis-moll S 244/2 (ハンガリー狂詩曲2番)

Modest Mussorgski: Bilder einer Ausstellung (ムソルグスキー「展覧会の絵」)

数年まえにセンセーショナルな世界デビューを果たした25歳のオットは評判通りとても力強くダイナミックで迫力のある演奏でした。とくに「展覧会の絵」は素晴らしかった。この曲は、もともとがピアノの曲なのですが、ラベル編曲のオーケストラ版が有名でこれによりこの曲が世界的に有名になったとされています。僕もしばらくはオーケストラ版と富田勲のムーグバージョンとELPのロックバージョンしか聴いたことがありませんでした。10年ほど前にキーシンのCDを買って初めてピアノ版を聴いて感動を憶えた記憶があります。そのときにオーケストラ版も悪くないけどやはりピアノ版がいいなと思いました。それ以来、この曲をききたくなるとキーシンのCDを取り出してきます。今回のコンサートもこの曲のピアノ版を生で聴きたかったとのが行きたいと思った理由の一つでした。その期待を充分に上回る演奏だったと思います。

アンコールは、リストのパガニーニによる超絶技巧練習曲 第4番(S.140 ・4)。この日演奏した曲はすべてがとても体力を使うアスレチックな曲ばかりで、このアンコールの後はスタンディング・オベーションの客席にゴメンサナイのジャスチャーをして楽屋に下がっていきました。

このコンサートでひとつ気になったのはそれぞれの曲がとても似通って聴こえたという事。曲ごとに異なる色彩・色調があればもっと面白いコンサートになっていたと思います。若くて新進のピアニストなので今後の活躍がとても楽しみです。

Alice Sara Ottの公式HP: http://www.alice-sara-ott.com/sites/japanese/home.html

Ott演奏の「展覧会の絵」と僕のお気に入りのキーシンの「展覧会の絵」のCDです:



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