2012年12月9日日曜日

Makers: The New Industrial Revolution



 つい最近、「Makers: The New Industrial Revolution」という本を読み終わりました。ここ数年の間にこんなにたくさんあたしいことが起こっているとは驚きでした。インターネットによって引き起こされたパラダイムシフトはまだ始まったばっかりということをよく聞きますがこの本を読むとまさにそのとおりだと思わざるをえません。まだ読んでいないのであればお薦めです!


2012年12月7日金曜日

Abbey Road Studio remastering Furtwangler


Abbey Roadスタジオのマスタリング・エンジニア Simon Gibson (サイモン・ギブソン)氏が去年、日本で発売されたフルトヴェングラー指揮ウィーンフィルのベートベン7番のSACD盤のリマスタリング過程に関しての解説したビデオです。


日本語の字幕はありませんので概要をまとめると以下のとおりです。

1.音は音源次第なので、できるだけよい音源を探すのに労力を費やした。

2.1950年録音当時は、直接原盤カッティングする方式がメインであった。テープ・レコーダーはまだ黎明期であり、原盤カッターと同時に実験的に使うのが主流であった。通常録音テープは2本作るのが一般的で、一つは保存用、もう一つはマスター・テープ編集用に利用されたのが普通。

3.SP時代の録音のデジタル復刻は、通常LP化した際のマスター・テープあるいはSPスタンパー作成用の金属原盤を使うのが一般的。しかし、今回は同時に録音された未編集のテープが思いのほかよい状態であったので、そのテープを使用することに決定した。

4.当時のテープレコーダーは電源が不安定でピッチが揺れるためピッチを決める必要があり、録音を聞いてA=443Hzが実際のピッチであったと判断。その結果、過去に発売されたCDなど等とは異なるものとなっている。

5.オリジナル音源から一旦デジタル・コピーを作り編集やノイズ削除を行い、その後アナログに変換してイコライジングなどの処理を加えて最後にデジタル変換し、デジタルマスターを作成。各種処理は音楽に悪影響を与えない程度で使うとの事で、ギブソン氏は多少ノイズがのこっても音楽性を優先させると事でした。

その他にも音源再生機器の説明などがあって、オーディオを趣味とするものにとってはとても興味深いものでした。僕らは結果だけ聞いて良し悪しを判断しああだこうだといっているだけですが、リマスタリング(特に古い録音)をちゃんとするのはいろいろと試行錯誤をし大変なことなのですね。音感や技術を持っているという事もさることながら真に音楽が好きできないことだなあと思いましたし、採算を考えると妥協せざる事も多いのではないかと思いました。

宣伝を兼ねてなのか、アビー・ロード・スタジオに関するオフィシャルなビデオがいろいろとYou Tubeに掲示されています。ご興味があれば検索してみてください。面白いですよ。

なお、このビデオのテーマとなっていたのは以下のSACD(ハイブリッド盤)です。僕も買って聞いてみようと思っています。


2012年12月5日水曜日

音楽づいた一週間

重なるときは重なるといいますが、先週は音楽づいた一週間でした。まず、24日(土)に次女がバイオリンの先生の紹介であるサロンの集まりに呼ばれてバルトークの「ルーマニア民族舞曲」を演奏。その後、私と妻は音楽好きの歯医者さんのDr. Ronayに招かれたサロンパーティーへ、そこで先生の患者さんでもある16歳の新進バイオリニスト方とウィーン国立歌劇場のソプラノ歌手の方がそれぞれミニ・リサイタル。

26日は先日書いたグルビンガーのコンサート。


そして28日はORF RSOオーケストラ首席ビオリストのMario Gheorghiuさん率いるジャズバイオリントリオJazz CornerがJazzlandに出演したので妻と共に友人を誘って見に行きました。この間、他の知り合いの方のリサイタルを2つお断りしなければいけませんでした。




Jazz Cornerの演奏は、前回の完全アコースティックなハウスコンサートとは違ってバイオリンもウッドベースもアンプにつないだ演奏です。最初のセットは主にスタンダード。これは、前回と同様にノリの良いモダン・ジャズ。セカンドセットは、よりマリオさんの個性を出した演奏。Jazzlandのお客さんには保守的な人が多いのファーストセットは気を使ったのだそうです。マリオさんはバイオリンの音色を巧みにコントロールして、トランペット、サックス、オルガン、エレキギター等などを思わせる音を使い分けて観客を魅惑しました。ワウペダルをつかったり、ソロの途中でスモーク・オン・ザ・ワォーターのイントロ弾いてみたり(これが結構馴染んでいました)と楽しい演奏。マリオさんはノリに乗って弾きまくる大熱演!

29日は、Audio Eagle ことのベルトさんをお招きして家のオーディオを聞いてもらいました。

そして30日の金曜の夜は妻も子供達もそれぞれ出かけるというので、オーディオ工芸家のマーチンさんをお招きして家のオーディオを聞いてもらったあと、近くのアイリッシュ・パブでギネスを飲みならが夕食。試聴用といってプリアンプとDACとスピーカーケーブルをお土産においていってくれました。二晩続けてディープなオーディオ会話を楽しみました。

そして、とりは12月1日晩の娘達の学校の吹奏楽とオーケストラのコンサート。長女はクラリネット、今年からパーカションも始めた次女は、バイオリンにパーカションにと二人とも大活躍。妻も私も親として嬉しい一晩でした。

娘達の通うアメリカン・スクールでの生徒達のコンサート
追記:上記文中のリンクをクリックすると関連するブログのページが開きます。お時間があればどうぞ。

2012年12月2日日曜日

PunschStand

1区 Freyung のAltwiener Christkindlmarkt 

ウィーンの冬の名物はクリスマスマーケットとプンチスタンド。11月半ば過ぎからぽつぽつと出始めて、11月の3週目の終わり頃には出そろいます。11月半ばとは気が早いと思いきやオーストリアの子供たちは12月6日のセント・ニコラスの日にプレゼントをもらうのでそうでもないのです。プンチスタンドは、Glühwein ( グリューワイン・ホットワイン)や各種パンチ(ジュースとフレーバード・ティーにスパイスと砂糖を加え蒸留酒を足して暖めたもの)を売る屋台。この時期になるとクリスマスマーケット内や目抜き通りに立ち並びます。 

お菓子屋、軽食、おつまみを売っていることスタンドもある


1区Am Hof のVorweihnachtlicher Kunsthandwerksmarkt
一杯3ユーロ前後。大概が陶器のマグカップで売られており、そのカップの保証金が2ユーロ。カップが欲しければ持ち帰るのは自由です。 凝ったデザインのカップが多く、マーケット毎シーズン毎にカップが変わるので集めている人々もいるようです。ウィーンの人たちは寒い中、仲間達とマグカップ片手に夜更けまでおしゃべりを楽しんでいるようです。聞いた話だと、寒ければ寒いほどいいらしいです。

ウィーン一の高級ショッピング街 GrabenにたったKiwanis (キワニスクラブ)のプンチスタンド

Schottentor近くのライオンズクラブのプンチスタンド ボランティアでチャリティー目的です