もう明日はクリスマス・イブ。コロナ禍のロックダウンで、今までと全く違ったクリスマス・シーズンでした。オーストリアでは、12月26日以降、さらにロックダウンの制限が厳しくなると政府発表がありました。
さて、11月のはじめに書いたNelson Pass氏公認のFirst Watt F6のクローン(こちら)が出来上がりました。3週間ほど前の事です。
この回路図の通り、極めてシンプルなデザイン。音はかなり良い方なのではないかと思います。DIYなのでコスパは最高かもしれません。ただ、情報量・音像感・音場感等は全く問題ないのですが、僕の好みよりほんの少しだけですが固めな感じの音でやはり気になる。エージングで良くなるかと思ったのですが、そうならず、今は友人で音響コンサルタントのダビッドさんに相談したらR11とR12の抵抗は何を使ってるか聞かれ、PRP社のPR9372(こちら)だと答えたら、その抵抗を使うと音が硬いという人が居るんだよねと言って、R11とR12は音質を最も左右するからここを別の抵抗にしてみたら?とのアドバイス。どれにするか迷った挙句、ちょっと贅沢してAudio Note UK社の銀リード線付きタンタル抵抗器(こちら)に昨日取り替えました。これもまだエージング中ですが、より好みに近づいた感じです。バランスが若干乱れていますが、エージングで良くなるといいなと思っています。
このアンプに関しては、こちらのブログにも詳しく書かれているのでご参照ください。自作派の方にはオススメです。
F6完成おめでとうございます。
返信削除F6は濃厚で大人の音だと思います。F7も作りましたがこちらはハードでクリアで(とは言え疲れる音では無い)また違った良さがあります。