2020年4月23日木曜日

COVID-19 ウィーンの近況 (4月23日)




オーストリアのコロナ対策外出規制は今週で6週目。外出規制は少なくとも来週いっぱいは続く様です。先週半ばから段階的緩和として小規模店舗とホーム/ガーデン・センターの営業再開が認めらめました。それでも街は閑散としています。

店舗と公共交通機関ではマスクの着用・入店人数の制限・レジの列は1m以上の間隔を取る事などが義務付けられています。もちろん、閉めたままの店舗も多くあります。





時間があるので、当地の感染状況の統計をグラフにしてみました。どうしても綺麗にBloggerに貼り付けられないので悪しからず (うまくできる方法をご存知の方、教えて下さい)。

こう見ると、この国の政府は実によいタイミングでLockdownをしたんだなぁと感心させられました。無論、検査数と発症確認数の相関関係はあると思いますが、ロックダウン後、確定症例が急増しました。この国は人工が9千万人弱の小さな国ですが、急速に検査体制を整えたのも見習うものがあるとおもいます。次女がイギリスから避難してきて直ぐに発熱し、検査を受けたのですが(結果は幸いに陰性でした)、コロナ・ホットラインに電話すると、チェック・リストの問診があり、検査が必要と判断されると、医療従事者の方が自宅まできてくれてサンプルを採取、結果は(おそらく陰性だったからでしょうか)およそ1週間後に電話で伝えられました。疑わしい症状を持つ人が外に出なくて済むシステムは感染を制限するのに役立っていると思います。



今年のウィーンの春は特に暖かく、今週も20度を超える日々が続き、例年の5〜6月の気候です。連日快晴で街の公園では春の花が咲き乱れ、コロナ禍さえなければ素晴らしい春となっていた事でしょう。


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