2018年3月6日火曜日

Opera: Handel's Ariodante



ウィーンは先週の厳しい寒さは和らいだもののまだ氷点下、今日は朝から雪でした。

一昨日(3月4日)は妻と二人でヘンデルのオペラ「アリオダンテ」を観てきました。会場はウィーン国立歌劇場。我々の知り合いのライナー・トロスト(Rainer Trost)さんもLurcanio役で出演です。

 主なキャストは以下の通り:

Conductor: William Christie
Director: David McVicar
Set and Costume Design:Vicki Mortimer
Lighting: Paule Constable
Choreography: Colm Seery
Ariodante: Sarah Connolly
Ginevra: Chen Reiss
Dalinda:  Hila Fahima
Polinesso: Christophe Dumaux
Lurcanio: Rainer Trost
Il Re di Scozia: Wilhelm Schwinghamme
Odoardo:Benedikt Kobel
Orchester:Les Arts Florissants
Chor:Gustav Mahler Chor

2回の休憩を挟んでおよそ4時間半の長いオペラでしたが、とても面白くあっというまに終わってしまったという感じでした。

オペラはよく総合芸術といわれますが、今回のプロダクションは、様々な要素がうまくかみ合って素晴らしい出来であったと思います。特筆すべきは影を巧みに演出したライティング、GinevraとDalinda役のChen ReissとHila Fahima(二人とのイスラエル出身)、バックで素晴らしい踊りを披露したウィーン国立バレエ団でしょうか。 古楽器オーケストラ、「レザール・フロリサン(邦訳=花咲ける芸術)」の演奏そしてその音色は素晴らしかったです。

ウィーン国立歌劇場では現在の総監督(ドミニク・メイエ氏)になってから、バロックオペラを上演するようになったとの事。それもあって、力が入っていたのではないでしょうか?


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