2018年2月1日木曜日

エレーヌ・グリモー(ピアノ)& テオドール・クルレンツィス指揮フィルハーモニア・チューリッヒ コンサート


先週の金曜日(1月26日)は、テオドール・クルレンツィス指揮フィルハーモニア・チューリッヒのコンサートに行ってきました。会場はウィーン・コンツエルトハウス大ホール。ソリストはエレーヌ・グリモー。わが道を行くと言われている二人の音楽家の協演は面白いから行こうかな?と思ったときには、既に全席売り切れであきらめていたら、いけなくなったからと同僚が切符を譲ってくれました。感謝!

プログラムは以下の通り:

Dieter Ammann:ember  

Maurice Ravel:Concerto for Piano and Orchestra in G major (ピアノ協奏曲)

Igor Stravinsky:L'oiseau de feu. Symphonic Suite (火の鳥組曲・1945 年版) 

一曲目は、現代の作曲家によるものでなぜかクルレンツィスではなく、別の指揮者(名前が貼り出されていたのですが失念しました)。いかにも現代曲と言う感じで聴いている間はおもしろかったのですが、残念ながら(僕は)後に残る物がありませんでした。

休憩のあと、ラベルのピアノ協奏曲。期待していたほど(?)ユニークな演奏ではありませんでしたが、グリモーの世界が繰り広げられたと思います。

再度、休憩があり、ストラビンスキーの火の鳥組曲。SF映画のサントラを彷彿させるスリリングでダイナミックな演奏でとても楽しめました。



この日はたまたま、ネオナチと関係が深いと言われている、極右ポピュリスト政党のオーストリア自由党(Freiheitliche Partei Österreichs、略称:FPÖ)主催の舞踏会が開かれた日。毎年開かれるものなのですが、例年、賛成派・反対派共に盛大なデモが行われるので、上の写真のよう多くのパトカー・おまわりさんが待機する厳戒体制が敷かれていました。







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