2017年10月28日土曜日

Gülce Sevgen Piano Recital



10月24日火曜日はウィーン音楽院で学ぶトルコ出身のピアニストGülce Sevgenのリサイタルに行ってきました。セミプロ フォトグラファーの妻が、依頼されてあるマスター・セミナーの撮影をした際の受講生で、これが縁で妻と娘たちが彼女と知り合いになりました。今回は、妻が長女を訪ね、オランダに行っていたので僕一人で行きました。 

会場はGesellschaft für Musiktheater。 Palais Khevenhüller という元貴族の宮殿だった建物(ウィーンはこのような建物だらけでなので特筆することでもないのですが)にあるこじんまりとした会場。若手音楽家に演奏する場所を設けることを趣旨としたコンサート・スケジュールが組まれています。

この日のプログラムは、ベートーベン、シューベルト、ショパン、ドビッシー、ガーシュイン。一年半ほど前に学校の発表会で聴いたときに比べ、技術・音楽性ともに飛躍的に成長しており、これからが楽しみな才能溢れる十代の音楽家です。







2017年10月25日水曜日

Brendan Goh with I Maestri


10月21日土曜日は、お招きを頂き、妻と二人でI Masteri と Brendan Goh君のコンサートに行ってきました。会場は楽友協会ブラームス・ザール。

I Masteriは、60人ちかくの韓国出身のプロの男性声楽家で構成される声楽オーケストラ・合唱団。一緒に出演したのが、このブログでも何度か紹介させて頂いたBrendan Goh(ブレンダン・ゴー)君は、ウィーンで学ぶシンガポール出身の17歳の新進チェリスト。今年のThe New York International Artists Competitionsで一位(Category B ・15~17歳部門)を獲得したそうです。そのGoh君のブラームス・ザール・デビューであったので、久しぶりに彼の演奏を聴くことを楽しみに行ってきました。

プログラムの中心は、オペラのアリアをソリストが歌い、残りのメンバーが合唱・オーケストラのパートを歌うと言うもの。ブレンダン君は、以下の2曲をソロで演奏

Franz Schubert:Sonata "Arpeggione" in A minor, D 821
Gaspar Cassado:Requiebros

そして、韓国の民謡を一曲、I Masteriと合奏しました。久しぶりに聴いたブレンダン君は、背が高くなって、演奏も背丈に勝るとも劣らぬ成長ぶりで素晴らしかったです。

I Masteriの演奏特にソリストの方々はとても良かったです。ウィーンでは、韓国出身のオペラ歌手が主役・準主役でよく歌っていますが、このコンサート聴いて、韓国における声楽のレベルの高さ、底辺広さを感じました。ただ、ブラームス・ザールは小さいホールで、そこで60人ちかい男声合唱団が歌うのはかなり音圧で、曲間には耳鳴りを感じました(苦笑)。

本ブログのブレンダン君の関連記事:http://isakusphere.blogspot.co.at/search?q=brendan

2017年10月21日土曜日

プリアンプのB+電源の整流管(6X5)から出川式電源整流素子に交換


クロック導入して音源ソースの音質が上がったので、システムの全体のポテンシャルも上がったようで、色々と試しています。 2週間ほど前になりますが、プリアンプのB+電源の整流を整流管(6X5)から出川式電源整流素子に交換しました。一年半ほどまえにパワーアンプのB+電源の整流を出川式にして以来(こちら)、プリアンプも替えたいと思っていました。いままで色々と出川式パーツを入れてきましたが、今回も同様の音質の向上で満足しています。

とくに良くなったのが低域の質感。ピアノ、弦楽器(チェロやベース)、打楽器の低い音がよりリアルに実在感を持って聴こえるようになりました。もうひとつの向上は音場感。より奥行きを感じられるようになりました。

本ブログの出川式電源パーツ導入に関する記事はこちら:http://isakusphere.blogspot.co.at/search/label/出川式電源

A&R Lab (出川式電源部品製造発売元): http://www7b.biglobe.ne.jp/~degawa/index.htm

僕はいつもここから出川式電源パーツを購入してます: http://www.practsoundsystem.com 

2017年10月19日木曜日

Joshua Bell + Lahav Shani + Wiener Symphoniker Concert & We're X premier with YOSHIKI ・ ラハフ・シャニ指揮ウィーン交響楽団、ジョシュア・ベルコンサートとX Japan, の 『We'reX』ウィーン・プレミア


10月15日 日曜日は音楽的にとても充実した一日でした。午前中~午後にかけては、幼年の頃からピアノをやって、ジュリアード音楽院の指揮科で学ぶも進路を変更して物理博士となった同僚から電話で、奥さんがいけなくなったから、と誘われてラハフ・シャニ指揮ウィーン交響楽団のマチネコンサート。ソリストはジョシュア・ベル。会場はコンツェルトハウス大ホール。 プログラムは以下の通り:

Sergej Prokofiev: Symphony No. 1 in D major op. 25 «Symphonie classique» (1916-1917)
Jean Sibelius:Concerto for Violin and Orchestra in D minor op. 47 (1903-1904 / 1905)
Wolfgang Amadeus Mozart:Symphony in G minor K 550 (1788)

シャニは弱冠28歳の新進気鋭のイスラエル人指揮者(詳しくはこちらこちら)。今シーズンのウィーン交響楽団の首席客員指揮者で来シーズンからロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に任命されることが決まっています。

ウィーン交響楽団は、シャニのもと気合の入った素晴らしいい演奏でした。でも、このコンサートの白眉はジョシュア・ベル。シベリウスのバイオリン協奏曲のソロは凄かった。我が家は彼のファンで何度もコンサートに行きましたが、いままで聴いた彼の演奏では一番インパクトを受けたものでした。

休憩時間のサイン会でファンと歓談するジョシュア・ベル

この日の夜は、X Japanの映画 『We're X』のウィーン プレミア。YOSHIKIも来て彼との質疑応答があるというので、暫く前に切符を買って楽しみにしていました。



会場はウィーンの旧市街にあるGartenbaukino。ウィーンで唯一マルチプレックス化されていない映画館。巨大なスクリーンのある736座席の上映ホールが一つだけの場所です。1960年に出来たほぼそのまんまの状態が保たれており、それを見るだけでも行く価値のあるところだと思います。

ローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『Stones in Exile』のスティーヴン・キジャック監督による『We're X』は、よく出来ており、ロック・ドキュメンタリーとしてX Japanのファンでなくても多くのロックファンにアピールする思える良い映画だと思います。お薦めです。


上映後の質疑応答で質問した殆どの若者たちが、いかにX Japanの音楽が辛かった境遇から自分を救ってくれたかということを真摯に語り感謝の意を表すことからはじまったことと、YOSHIKIさんの人間性溢れる穏やかで優しい受け答えにとても感銘を受けました。僕が小さかった頃、両親が『…〇〇さんは、善い人だねきっと苦労されたんだね…』とよく言っていたことを思い出しました。僕もすっかり、YOSHIKIのファンになってしまいました。


イベント終了後、思い思いにX Japanの歌を口ずさみながら満足そうに帰途につく若者たちに心が温まり、日本人として、とても嬉しく誇らしい気持ちにさせられました。