ちょっと前に予告した(こちら)が完成しました。 K&K Audio社のプリアンプ Mir Line Preamp。完成品、プリアンプ基盤+パーツセットでも販売されていますが、僕はフルキットを選択。
暫く前にバーソン・オーディオ・ソリスト プリ/ヘッドホンアンプ (こちら)について書きましたが、それ以来、我が家のオーディオの音で気になっている所はプリアンプ(こちら)に由来するところが大きいのではないかと疑っていたのです。それが、今年に伺ったオーディオ関係の友人宅数軒で聴かせて頂いた音で、プリアンプ説をより確実に信ずることとなり、決心した次第。
何にするか色々と悩んだのですが、やはり、コスパ優先。出来れば自分で組み立てたい。真空管への拘りは強い。そうすると選択肢はあまりなく、以前に導入したMC昇圧トランス(こちら と こちら)でとても好ましく思って感心したK&K Audio社のプリアンプ Mir Line Preampキットにすることにしました。
旧ソ連の12P17Lという真空管を三極接続でシングル増幅・トランス出力という構成。アメリカ輸入総代理店をやっている同社だけあって、トランスはすべてスウェーデンのルンダール(Lundahl)製。音量調節はシャント型のアッテネータ使用という本格派。同社を主宰するKevin Carterさん設計で、彼が自ら抵抗・配線素材に及ぶまですべて吟味して選んだとのことでしたので、組み立てに際してはパーツの交換はせずにすべて同梱されてきたものを使いました。
まだ、エージング中なので、若干きつめではありますが良い音で鳴ってくれています。 音質に関しては暫くじっくりと聴いてから後日詳しく書きますね。
K&K Audio社の本プリアンプに関するウェブ・ページはこちらです:
http://www.kandkaudio.com/mir-line-stage/