Bellesonという会社が出しているスーパー・パワー・レギュレーターをパワー・アンプのヒーター電源回路に導入しました。僕のパワーアンプはAudio Note KitsのKit 1という300B シングル。直熱3極管シングルアンプは出力管のヒーター電源の良し悪しの音に対する影響が大きいと聞いて、出川電源化(詳しくはこちら)などアップグレードを行ってきました。で、今回はレギュレーターをアップグレードしたわけです。
オーディオ用のアップグレード・パーツとしてのレギュレータにはいろんなものが出ていますが、Bellesonを使用した理由はまず定格電流値が大きいものがあるということ。他社から出している製品は大体、定格電流値が小さいか発表されていないのがほとんどですが、ここのは最高10Aのものまであります。300Bのヒータ電源の定格は5V/1.2Aですので、SPJ +5V/2A を買いました。取り付ける前に写真を撮るのを忘れたので判りにくいですが上の写真の長方形に長細くペアで立っているのがそれです。
取り付けてから10日ほどたちましたが思った以上の効果です。見通しがよくなり情報量がはっきりとわかるほどあがりましたが、若干の温かみ持つ自然な感じは失われていません。音源がよくなればなるほどその効果がはっきりとわかります。(追記:と掲載時に書きましたが、さらに聴いて考えてみると、音源の音質の違いがよりはっきり分かるようになったというのが適切な表現だと思います。)
大分前にプリアンプにもこのレギュレーターを取り付けたのですが、不思議とパワーアンプのほうが効果は大きく感じました。
http://www.belleson.com/comparemono.php
Belleson社製品仕様書 (2013年9月にデザインを大幅に更改しより性能が上がったとのこと。同社は商品名を変えていませんが、パーツ・コネクションはMKII と呼んで区別しています):
http://www.belleson.com/download/Superpower_datasheet.pdf
パーツ・コネクションから買いました:
http://www.partsconnexion.com/regulator_belleson_main.html
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