もう2週間ほど前になってしまいましたが、マルティン・グルービンガー (Martin Grubinger)とクシシュトフ・ウルバンスキ(Krzysztof Urbański)指揮ウィーン交響楽団(Wien Symphonikar)のコンサートに娘達と3人で行ってきました。妻は、実家の用事があって里帰り中。プログラムは、HK グルーバー(HK Gruber)のRough Music - Concerto for percussion and orchestraとドボルザークの交響曲7番。会場は、 コンッェルトハウス大ホール。
今回の目的はグルービンガー。彼はザルツブルグ出身のパーカッショニスト。一年ほど前にウィーン・フィルの公開リハーサルを見に行った時のソリストで、それまで彼のことを知りませんでした。そのときの彼の演奏ぶりはとにかく凄くて強烈なインパクトを受け、それ以来彼に注目。スーパー・パーカッショニストと呼ばれているようですが、まさに超人的。テクニック以上に高い音楽性と演奏中は水を得た魚のように生き生きと楽しそうに演奏するエンタテイナーの資質も持ち備えた類希な音楽家。まずは下のYouTubeのビデオを見て下さい。
今回のコンサートは、グルービンガーが健康上の理由で十分な準備ができていないとのことで当初予定のHK Grubers氏の新作から旧作にプログラムが変更されたのですが、期待以上に良かった曲と演奏でした。もちろん2部のドボルザークの良かったです。演奏後には、作曲家のHK Grubersもステージに上がって観客の拍手に応えていました。
ウルバンスキ(左)、グルーバー(中央)、グルービンガー(右) |
お薦めのグルービンガーのCD。現代音楽です。
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