先週の火曜日(1月28日)に、ウィーン室内管弦楽団のコンサートに行ってきました。会場はコンツエルトハウス 大ホール。指揮とソリストはバイオリニストのJulian Rachlin(ジュリアン・ラクリン)、ヴィオラのソリストはSarah McElravy(サラ・マクエルレイヴィ)。プログラムは:
Wolfgang Amadeus Mozart:
Divertimento D-Dur K 125a (1772)
Sinfonia concertante Es-Dur K 320d für Violine, Viola und Orchester (1779–1780)
Ludwig van Beethoven:
Symphonie Nr. 7 A-Dur op. 92 (1811–1812)
まだ、時差ぼけも完全に取れてなかったので、どうしようか迷ったのですが、モーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲は好きな曲なのですが、ライブで聴いたことはないし、ジュリアン・ラクリンは好きなバイオリニス(こちら)とだし、で切符が残っているかみたら結構良い席がある、ということで行くことしました。
目的であったSinfonia Concertante は、さすがウィーン、これぞモーツアルトという感じの素晴らしいオーケストラの演奏に、ラクリンとマクエルレイヴィのこれも素晴らしいソロ。特にマクエルレイヴィが良かったです。演奏も音色もラクリンを上回っていたと感じました。
後半はベートーベンの7番。僕のとても好きな曲で、何度もコンサートで聴いたことがあります。この日の演奏はダイナミックでそつが無く、どこが悪いかとは言えない言いがたいものでしたが、何か心に感ずるものが無いな~というのが感想でした。
ラクリンは大仰な身振りで楽譜を用いずに指揮をしていましたが、バイオリン奏者としての彼の方が好きだなというのが僕の正直な印象でした。でも協奏交響曲のソロでは譜面台が出てきて楽譜を見ていたので、指揮のみ暗譜していたのかな~? それとも感性により頼っていたのか…。
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