2019年11月22日金曜日
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(Münchner Philharmoniker )コンサート
今週のウィーンは雨模様の日もありましたが概ね良好、気温も日中11度前後の穏やかな日々が続いています。色々とあって、書きたいことは多いのですが、更新が滞りましたのでキャッチ・アップを急ぎます。
先週の水曜日(11月13日)は妻と共に楽友協会大ホールでValery Gergiev(ヴァレリー・ゲルギエフ)指揮 Münchner Philharmoniker(ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)のコンサートに行ってきました。ソリストは、Janine Jansen (ジャニーヌ・ヤンセン)、プログラムは以下の通り:
Jörg Widmann:Con brio. Konzertouvertüre für Orchester
Max Bruch:Konzert für Violine und Orchester g-Moll, op. 26
Jean Sibelius:Symphonie Nr. 1 e-Moll, op. 39
ヤンセンのアンコールは:
Johann Sebastian Bach:Partita für Violine solo Nr. 2 d-Moll, BWV 1004 - Chaconne
とても満足行くコンサートでしたが、今回感じたのはヤンセンが控えめながらとても個性的な演奏をするバイオリニストであるということでした。ブルッフのバイオリン協奏曲はとても好きな曲で、一時期はまって、色んなレコーディングの聞き比べをしたことがあるので、ヤンセンの個性的なところがよく理解できました。後半のシベリウスも良かったですが、ゲルギエフは今年始めに聞いたチャイコフスキー交響曲全曲演奏ミニ・シリーズ・コンサート(こちら)のインパクトが強すぎて、期待しすぎであったかなとの印象でした。
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