2014年10月19日日曜日

シェーンプルン宮殿教会でのベネフィットコンサート(Benefizkonzert at Scholosskappelle Schönbrunn) と グルックのオペラ 「オウリティーとタウリスのイフゲニア」(Iphigénie en Aulide et Tauride)

Scholosskappelle Schönbrunn
先週の水曜日と木曜日は妻と二人でコンサートとオペラ。10月15日水曜日はシェーンブルグ宮殿内の教会で行われたチャリティーコンサート。知り合いのピアニストの方のご招待です。今は亡きある音楽後援者の遺志を継いで開かれたコンサート。彼女に所縁のある音楽家が多く参加して近代から現代作曲家の曲を主体に素晴らしい選曲と演奏でまさに心が洗われたようなコンサートでした。とくに印象に残ったのがDavid Popper (1843-1913)による3台のチェロとピアノのためのレグイエム(Op.66)。


翌日の10月16日木曜日はTheater An Der Wienでオペラ。クリストフ・ヴィリバルト・グルックの「オウリティーのイフゲニア」と「タウリスのイフゲニア」を 前半・後半と一つにまとめたもの。上演時間の関係で其れ其れをオリジナルより短く編纂されています。このブログでなんどか紹介した知り合いのテノール歌手Rainer Torst (ライナー・トロスト)さんもピラード役で出演。オーケストラはウィーン交響楽団 (Wiener Symphoniker)実力派ぞろいのソリストで素晴らしい公演でした。前半でダイアナ役、後半でイフゲニア役を演じたソプラノのヴェロニク・ジャンス(Véronique Gens)が特に印象的でした。

Theater an der Wienのイフゲニアのページ:http://www.theater-wien.at/index.php/en/programme/production/158664




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