6月7日木曜日は妻と二人でSir Simon Rattle(サイモン・ラトル)指揮ベルリン・フィルのコンサートに行ってきました。プログラムはマーラー交響曲第2番「復活」 ソリストにSarah Fox(サラ・フォックス)とAnne Sofie von Otter (アンネ=ゾフィー・フォン・オッター)、コーラスはWiener Singakademie(ウィーン・ジングアカデミー合唱団)。会場はウィーンコンツェルト・ハウス大ホール。
このような大編成のマーラーの交響曲は正に音のスペクタクルで圧倒されました。100人以上の歌手で構成された合唱団、2台のハープ、10人近くいるコントラバス、オルガン、素晴らしいソリストたち、ホール後方から響きわたったオフ・ステージのブラスとパーカッションのアンサンブルのパートなどなど、ライブでのみ聴くことが出来るこの曲の醍醐味を味わうことができました。
自らのスタイルと解釈を強く出したラトルの指揮で、僕が聞き慣れているバーンスタインやアバドのレコーディングとは大きく異なる印象を受けた演奏でした。 ちょっとまとまりが弱い印象を受けた第一楽章でしたがフィナーレに近づくにつれオーケストラが一体となって観客を引き込んで大きく盛り上がり大喝采でした。
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