2012年12月30日日曜日

Rachel Podger(レイチェル・ポッジャー): Mozart Violin Concerti, Sinfonia Concertante ハイレゾ音源




クラシックのハイレゾ音源でお気に入りの一つ、Channel Classics からでているRachel Podger の「 Mozart Sinfonia Concertante/Haydn Violin Concerti」

Rachel Podger(レイチェル・ポッジャー)は、イギリスのバイオリストで古楽器演奏で有名です。僕は、だいぶ前に彼女のStravaganza: Violin Concerti Op 4 1-12 とバッハの無伴奏を聞いて彼女のファンになりました。いずれのCDも演奏も演奏も僕は大好きです。とくにバッハの無伴奏は愛聴盤で何度聴いてもバッハの音楽と彼女の演奏に引きずり込まれて行きます。

僕はチャネルクラシックからの24/192ファイルのダウンロード。 特にHaydnのバイオリン協奏曲はすばらしい音と演奏です。ただ、メインのモーツアルトはいい演奏ですが、音質はハイドンに及びません。ライナーノートを見るとハイドンとモーツァルトでは録音会場も録音機器もエンジニア(録音・マスタリング)とも同じなのですが録音日が数ヶ月も離れていました。これで音や演奏にこれだけの差がでるのですね。演奏が違うということは判らないでもないのですが音もこれだけ違ってくるとはちょっと驚きでした。PCMダウンロード以外にも、 DSDダウンロード、ハイブリッドSACDも発売されています。このハイドンは、ステレオシステムの可能性をフルに発揮させてくれる筈です。

Rachel Podgerのプロファイル-Channel Classic Recordsのサイト: http://www.channelclassics.com/productmedia/profile/view/id/3 

Channel Classic Recordsのハイレゾ音源ダウンロードのサイト:
http://www.channelclassics.com/high-resolution-audio-downloads.html
残念ながらバッハ無伴奏のハイレゾ音源はまだ出ていません。






2012年12月27日木曜日

Haunted Heart - Eddie Higgins Trio ・「魅せられし心」 エディ・ヒギンズ・トリオ 




Haunted Heart
僕が持っているのはこのアメリカ盤、日本盤アルバム名は「魅せられし心」です。

長い一日のあとの夜、静かに音楽に浸りたい、あまりホットでなくかといってあまったるくない音楽。 そういう感じのときに良く聴くアルバムの一つがこれ。リリカルで美しく知的でほんの少しセンチメンタル、そしていい感じにスイングしてます。2009年に亡くなった、エディ・ヒギンズは1950年代にシカゴで活動を始め、多くの著名ミュージシャンのレコーディングに参加し、自らのアルバムも多く残しているものの日本での知名度に比べると欧米では あまり知られていないピアニスト。僕も日本の雑誌で初めて彼のことを知りました。かれの古いレコーディングを探して聴いてみましたが、個人的には1990年代以降に日本のビーナス・レコードに残したレコーディングが彼の頂点ではないかと思います。音質も最高で僕のオーディオ試聴の定番の一つです。




2012年12月24日月曜日

Merry Christmas

ウィーンからクリスマスのお喜びを申し上げます。

シュテファン大聖堂前

焼き栗売りの屋台











 クリスマスツリーを街のいたるところで売っている


旧市街のデコレーション



2012年12月20日木曜日

Audirvana Plus 1.4 / 1.4.1 (12/21 追記!)

家でもここ一週間ほどAudirvana Plus 1.4.1 を試しています。最終ベータ版の1.3.9.11と比較してもハッキリと判る音の違いです。

第一印象としてはより情報量が多く、キレがあってエッジの立った音で録音がよりストレート/ダイレクトでクリアに再生されるというような感じがします。弦楽器の音が細く・やや神経質に感じられることが多くなったようなう印象も否めません。音源の良し悪しが今まで以上により強くハッキリと現れる感じもします。最終ベータ版は1.4に比べちょっとまろやかでややベールのかかったような音のようにも感じられますが心地良い聴き易さがある事も否めません。自分はどっちが好きなのか決めかねているというのが今の正直な気持ちです。どっちもそれなりに良いし、あら捜しをすればどちらにも気に入らないところが見つけられます。しばらく1.4.1だけで時間をかけて様々なレコーディングを聴いてみて不満を感じるようになるかどうか試してみようかと考えています。

作動にかんして
うちではベータ版が8月ごろのリリース以降とても安定して動いていたのですが1.4をインストールしてすぐに問題が起きました。使用しているAudio DeviceはDirect Modeをサポートしていないというエラーがでて、Direct Modeを切っても再生が途中で止まったりしました。iTunes Integrated Modeでないと問題が起きないことがあったので、ふと思いついて11にアップデートしていなかったiTunesをアップデートしたらなぜかエラーがほとんど起きなくなりました。一応エラーはDamienさんに報告しDebugレポートを送っておきました。その後にでた1.4.1にアップデートしたら今のところ安定して動いています。尚、OSはSnow LeopardでDAC はWeiss DAC2です。

Audirvana サイト :http://audirvana.com/


追記 (2012年12月21日)
上記を投稿して後にまた問題が発生。何が問題か見極めようとエラーを再現できる条件を探るうちに他の再生ソフトでも似たような現象が起きたので原因はAudirvana Plus 1.4.1では無いのではないかと判断しました。

この時点でもしからしたらWeiss DAC2の問題ではないかと考え、漫画だとスーと影が顔を斜めに横切る状態の気持ちなってしまいました。気分を持ち直して考え、自分でできる範囲はドライバー設定かファーム・ウェア(夏に修理に出したこともあり再アップデートが必要?)だからそれをいじってみようというところにたどり着きました。結論からいうと、Weiss Firewire Driver を再インストールした段階で問題が無くなりました。これでめでたしとなると良いのですが...。

2012年12月19日水曜日

Joshua Bell (ジョシュア・ベル) コンサート


12月10日 月曜日は、Joshua Bell (ジョシュア・ベル)のリサイタルに行って来ました。伴奏は、Sam Haywood(サム・ヘイウッド)、会場はコンツェルトハウスのモーツァルト・ザール。子供達は学校の宿題が大変だとのことで妻と2人。プログラムは:

Franz Schubert Rondo h-moll D 895 für Violine und Klavier «Rondo brillant» (1826)  

Richard Strauss: Sonate Es-Dur op. 18 für Violine und Klavier (1888)  

George Gershwin: Drei Préludes (Bearbeitung für Violine und Klavier: Jascha Heifetz) (1923-1926 
ca.)  

Sergej Prokofjew: Sonate D-Dur op. 94a für Violine und Klavier (1943/1944)  

アンコール曲
Pablo de Sarasate : Zigeunerweisen op. 20 für Violine und Klavier (1878)  

Frédéric Chopin:  Nocturne cis-moll op. 27/1 (Bearbeitung für Violine und Klavier: Joshua Bell) (1835)  


彼を見に行くのは3度目。汗をびっしょりかいて渾身の演奏。技術と音楽性の両方を極めた素晴らしいものでした。伴奏のSam HaywoodもJoshuaに勝るとも劣らない素晴らしさで2人の類まれな音楽家が作り出した世界に観客すべて引きずり込まれていきました。疲れも吹き飛んで心が洗われたような気持ちになりました。このような気持ちにさせてくれる音楽家はそんなにいませんし、そのような演奏者のコンサートでも今回は特別の何かがあったような気がしました。

アンコールには、ツゴイネルワイゼンを弾いてくれるという大サービス。この超技巧的難曲をコンサートの最後に軽々とひくJoshuaはすごいとしか言いようがありません。


コンサートの後は、サイン会を開いてファンにサービス。今回のツアーはとくにハードスケージュールなようで目の下に隈ができてきました。


譜面台のかわりにiPadがおかれている


もう一つ興味深かかったは、ピアノの楽譜はiPadにいれた電子版を使っていた事。足で操作するブルーツースのスイッチで譜めくりしていました! 

このコンサートはオーストリア国営ラジオ「Ö1」で12月30日19:30(中部ヨーロッパ時間)から放送されるそうです。 番組のストリーミングはこちらから:http://oe1.orf.at/radiokolleg オーストリア国外でも聞けると思いますので試してみてください。




2012年12月17日月曜日

コネティカット州ニュータウンの銃乱射事件

また、とても悲しい事件がアメリカで起きました。アメリカでは多くの学校や職場がlock down drill (ロックダウンドリル)という外部からの乱入者・犯罪に備えた訓練を定期的に行っていることもあってアメリカの多くの人々にとっては我が身・我が子に起こりうる可能性を否定することができない事件でもありました。アメリカに住んでいた頃、銀行強盗が追ってきた警察とが近所で撃ち合い逃亡し娘達が通っていた小学校でロック・ダウンが実施される事態がおきたことがありました。ロックダウン解除後、親が学校まで子供達を引き取りに来るように連絡があり妻が迎えに行ったのですが娘がすぐに出てこなくて先生達も娘がどこにいったが把握しておらず見つかるまで時間がかかったということがあり、妻にとって、この事件の報道は涙を流さずには見れないものでした。

こういう事件がおきるとアメリカでは「銃の保持の規制を強化すべき」、「犯罪を起こすのは銃でなくて人間だ」、「銃を所持していれば、反撃できたはずだ」などの様々な議論が巻き起こりますが、銃器保持の自由化を推進する「全米ライフル協会」(NRA) がアメリカでもっとも政治に影響力を持つロビー団体の一つであることなどもあって、政治・規制上の十分な解決はできていないというのが実情だと思います。

英国ガーディアン紙のオンライン版によりますとアメリカの人口は世界全体の5%未満だが、世界全体で一般市民が保有する銃器類の35-50%はアメリカで保有されているとし、保有率が世界一とランクされています。
http://www.guardian.co.uk/news/datablog/2012/jul/22/gun-homicides-ownership-world-list#data

それに加え、「Stand-your-ground law」という自己防衛のために他人を殺害しても過剰防衛として罪に問われることは無いという法律が21の州で制定されており、銃を自己防衛に使うという考えがより一般的なものとして受け入れられています。確かに、銃器をつかった強盗事件は日常茶飯事、ら凶悪犯罪もしばしば起きるアメリカのような広大な国では何かが起きたときにもっと近い隣人や警察まで車で30分以上かかるなどというところに住んでいる人々も少なく無く、自己防衛はより身近な問題といえるかもしれません。「どうせ悪いやつは非合法に銃器類を入手するのだから、身を守るためには銃を保持する権利を守ることは必要」という意見もよく耳にしました。

このような銃器保持の環境に加え、アメリカの抱える社会的・文化的な問題が本件のような悲劇が引き起こされる要因となっていると僕は思います。アメリカは自由で個人を尊重する資本主義の国ですがその良い面もあれば、逆に勝者と敗者・持つものと持たざる者との違い差が大きい格差社会であり、さらに社会的セイフティー・ネットも十分に整備されているとは言いがたい国です。このことは文化的価値観の形成にもつながっていると思え、たとえば「自分のことは自分以外に頼れない」とか「勝てば過程は正当化できる」だとか言うこともよく聞きました。「正義は必ず勝つというわけでも無く、戦うためには政治力・財力が必要」という話も雑誌や本などでよく読みました。

また、オチこぼれにならないように小さいときから全力疾走で何事もベストな結果を目指して物事に取り組むような姿勢を教えられていくことも、病気で休むと人の2倍働いて・勉強して遅れを取り戻さないといけないということも身をもって経験しましたし、娘達にもそんなことがありました。僕はアメリカで23年暮らしましたが今振リ返るとその間に人々や様々な制度の寛容さが減ってきた様な気もします。やはりこのような厳しい生き様を求めらる世の中では弱者は追い詰められら、拠り所が無くなったりして、何かのきっかけで精神的に問題が生じ理不尽な行動に走ってしまう人が出てきてしまうのかもしれません。

2005年のアカデミー作品賞を受賞した「Crash (邦題:クラッシュ)」という映画があります。これがアメリカ映画かと思えるぐらいに暗いストーリーが展開していくする映画である観点からのアメリカ社会の問題と多くのアメリカ人の苦悩とが具象化された作品といえるでしょう。これ映画を観るとニュータウンの悲しい悲劇が起きうるアメリカのいままで観たことの無かった一面を垣間見ることができると思います。



2012年12月14日金曜日

バイオリン+バイオリン&ビオラ

前田朋子さん(左)とフーバー陽子さん(右)


先週は、12月5日水曜日にバイオリンを習っている次女がウィーン8区の区博物館で行われたコンサートでベートベンの「ロマンス」とバルトークの「ルーマニア民族舞曲」を演奏。

7日金曜日には、前にも紹介したウィーンを拠点に活躍されるバイオリニストの前田朋子さんとフーバー陽子さんのリサイタルに行って来ました。会場はSala Terrena Im Ferdinadihof という明かりがろうそくだけの会場。フーバー さんはビオラを演奏。

プログラムは:

Mozart: Duo for Violin and Viola in G major K.423 (モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423)

Telemmann:  Fantasie No.12 in D minor for Solo Viola(テレマン:無伴奏ヴィオラによるファンタジー第12番イ短調)


Bach: Partita for solo violin No. 3 in E major BWV 1006 (バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006

Handel / Halvorsen: Passacaglia and Sarabande with Variations  (ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるバイオリンとビオラのためパッサカリアとサラバンデと変奏)

素敵な会場ですばらしい演奏でした!

暖炉の上のレリーフはこの会場のオーナー肖像です。

ろうそくだけ昔ながらの会場なのですが、暖房もこの暖炉だけ。バッハ・モーツアルト・ベートベン・シューベルトの頃はみんな寒い中、演奏していたのでしょうか? 

あとでお二人伺ったらとにかく寒かったとのこと。寒さを吹き飛ばすような素晴らしい演奏をありがとうございました。



前田朋子さんのブログ: http://blogs.yahoo.co.jp/tomoko_mayeda

前田朋子さんの公式サイト:https://www.onepoint.fm/#!/tomokomayeda


2012年12月12日水曜日

Christmas Illumination

ウィーン一の目抜き通り、グラーベン(Graben)

ウィーンの街の11月の寒くて暗い夜が、12月に入っていたる所にクリスマス・イルミネーションが灯され、明るくフェスティブな感じです。

2012年12月9日日曜日

Makers: The New Industrial Revolution



 つい最近、「Makers: The New Industrial Revolution」という本を読み終わりました。ここ数年の間にこんなにたくさんあたしいことが起こっているとは驚きでした。インターネットによって引き起こされたパラダイムシフトはまだ始まったばっかりということをよく聞きますがこの本を読むとまさにそのとおりだと思わざるをえません。まだ読んでいないのであればお薦めです!


2012年12月7日金曜日

Abbey Road Studio remastering Furtwangler


Abbey Roadスタジオのマスタリング・エンジニア Simon Gibson (サイモン・ギブソン)氏が去年、日本で発売されたフルトヴェングラー指揮ウィーンフィルのベートベン7番のSACD盤のリマスタリング過程に関しての解説したビデオです。


日本語の字幕はありませんので概要をまとめると以下のとおりです。

1.音は音源次第なので、できるだけよい音源を探すのに労力を費やした。

2.1950年録音当時は、直接原盤カッティングする方式がメインであった。テープ・レコーダーはまだ黎明期であり、原盤カッターと同時に実験的に使うのが主流であった。通常録音テープは2本作るのが一般的で、一つは保存用、もう一つはマスター・テープ編集用に利用されたのが普通。

3.SP時代の録音のデジタル復刻は、通常LP化した際のマスター・テープあるいはSPスタンパー作成用の金属原盤を使うのが一般的。しかし、今回は同時に録音された未編集のテープが思いのほかよい状態であったので、そのテープを使用することに決定した。

4.当時のテープレコーダーは電源が不安定でピッチが揺れるためピッチを決める必要があり、録音を聞いてA=443Hzが実際のピッチであったと判断。その結果、過去に発売されたCDなど等とは異なるものとなっている。

5.オリジナル音源から一旦デジタル・コピーを作り編集やノイズ削除を行い、その後アナログに変換してイコライジングなどの処理を加えて最後にデジタル変換し、デジタルマスターを作成。各種処理は音楽に悪影響を与えない程度で使うとの事で、ギブソン氏は多少ノイズがのこっても音楽性を優先させると事でした。

その他にも音源再生機器の説明などがあって、オーディオを趣味とするものにとってはとても興味深いものでした。僕らは結果だけ聞いて良し悪しを判断しああだこうだといっているだけですが、リマスタリング(特に古い録音)をちゃんとするのはいろいろと試行錯誤をし大変なことなのですね。音感や技術を持っているという事もさることながら真に音楽が好きできないことだなあと思いましたし、採算を考えると妥協せざる事も多いのではないかと思いました。

宣伝を兼ねてなのか、アビー・ロード・スタジオに関するオフィシャルなビデオがいろいろとYou Tubeに掲示されています。ご興味があれば検索してみてください。面白いですよ。

なお、このビデオのテーマとなっていたのは以下のSACD(ハイブリッド盤)です。僕も買って聞いてみようと思っています。


2012年12月5日水曜日

音楽づいた一週間

重なるときは重なるといいますが、先週は音楽づいた一週間でした。まず、24日(土)に次女がバイオリンの先生の紹介であるサロンの集まりに呼ばれてバルトークの「ルーマニア民族舞曲」を演奏。その後、私と妻は音楽好きの歯医者さんのDr. Ronayに招かれたサロンパーティーへ、そこで先生の患者さんでもある16歳の新進バイオリニスト方とウィーン国立歌劇場のソプラノ歌手の方がそれぞれミニ・リサイタル。

26日は先日書いたグルビンガーのコンサート


そして28日はORF RSOオーケストラ首席ビオリストのMario Gheorghiuさん率いるジャズバイオリントリオJazz CornerがJazzlandに出演したので妻と共に友人を誘って見に行きました。この間、他の知り合いの方のリサイタルを2つお断りしなければいけませんでした。




Jazz Cornerの演奏は、前回の完全アコースティックなハウスコンサートとは違ってバイオリンもウッドベースもアンプにつないだ演奏です。最初のセットは主にスタンダード。これは、前回と同様にノリの良いモダン・ジャズ。セカンドセットは、よりマリオさんの個性を出した演奏。Jazzlandのお客さんには保守的な人が多いのファーストセットは気を使ったのだそうです。マリオさんはバイオリンの音色を巧みにコントロールして、トランペット、サックス、オルガン、エレキギター等などを思わせる音を使い分けて観客を魅惑しました。ワウペダルをつかったり、ソロの途中でスモーク・オン・ザ・ワォーターのイントロ弾いてみたり(これが結構馴染んでいました)と楽しい演奏。マリオさんはノリに乗って弾きまくる大熱演!

29日は、Audio Eagle ことのベルトさんをお招きして家のオーディオを聞いてもらいました。

そして30日の金曜の夜は妻も子供達もそれぞれ出かけるというので、オーディオ工芸家のマーチンさんをお招きして家のオーディオを聞いてもらったあと、近くのアイリッシュ・パブでギネスを飲みならが夕食。試聴用といってプリアンプとDACとスピーカーケーブルをお土産においていってくれました。二晩続けてディープなオーディオ会話を楽しみました。

そして、とりは12月1日晩の娘達の学校の吹奏楽とオーケストラのコンサート。長女はクラリネット、今年からパーカションも始めた次女は、バイオリンにパーカションにと二人とも大活躍。妻も私も親として嬉しい一晩でした。

娘達の通うアメリカン・スクールでの生徒達のコンサート
追記:上記文中のリンクをクリックすると関連するブログのページが開きます。お時間があればどうぞ。

2012年12月2日日曜日

PunschStand

1区 Freyung のAltwiener Christkindlmarkt 

ウィーンの冬の名物はクリスマスマーケットとプンチスタンド。11月半ば過ぎからぽつぽつと出始めて、11月の3週目の終わり頃には出そろいます。11月半ばとは気が早いと思いきやオーストリアの子供たちは12月6日のセント・ニコラスの日にプレゼントをもらうのでそうでもないのです。プンチスタンドは、Glühwein ( グリューワイン・ホットワイン)や各種パンチ(ジュースとフレーバード・ティーにスパイスと砂糖を加え蒸留酒を足して暖めたもの)を売る屋台。この時期になるとクリスマスマーケット内や目抜き通りに立ち並びます。 

お菓子屋、軽食、おつまみを売っていることスタンドもある


1区Am Hof のVorweihnachtlicher Kunsthandwerksmarkt
一杯3ユーロ前後。大概が陶器のマグカップで売られており、そのカップの保証金が2ユーロ。カップが欲しければ持ち帰るのは自由です。 凝ったデザインのカップが多く、マーケット毎シーズン毎にカップが変わるので集めている人々もいるようです。ウィーンの人たちは寒い中、仲間達とマグカップ片手に夜更けまでおしゃべりを楽しんでいるようです。聞いた話だと、寒ければ寒いほどいいらしいです。

ウィーン一の高級ショッピング街 GrabenにたったKiwanis (キワニスクラブ)のプンチスタンド

Schottentor近くのライオンズクラブのプンチスタンド ボランティアでチャリティー目的です