ローマに行く前の話なのですが、Jazz Corner というジャズトリオのハウスコンサートに行って来ました。妻と長女は先約があったので、僕とバイオリンを習っている次女と2人。ハウスコンサートは文字通り誰かの自宅で開かれるプライベートなコンサートで、今回は画家のスタジオ兼アパートで彼女の個展も兼ねて開かれました。ウィーン近郊のワインナリーを経営する若いカップルがPRとしてワインとおつまみを提供。20人ほどのお客さんでとてもリラックスした集いでした。
Jazz Cornerは、オーディオ工芸家のマーチンさんの紹介で知り合った、ウィーン放送交響楽団( ORF Radio-Symphonieorchester Wien)の首席ビオラ奏者のMario Gheorghiuさん率いるバイオリン、ベース、ギターからなるグループ。本人は趣味だといっているものの一流ジャズプレーヤーに勝るとも劣らぬすばらしい演奏でした。特にスタンダードの演奏でのソロはすごかった。ぜんぜんクラシック奏者臭くない。それに、小さい空間での演奏に合わせた音量であったにもかかわらず力強く美しいトーンで弾いていたこと。 次女のバイオリンの先生が小さな音量で弾くということはは弱くということでな無いとよく言っていたけど、まさにその通り。 技術と耳のよさはさすが。プログラムもオスカー・ビーターソンのSushi の後にパガニーニのカプリースを弾き始めたかと思ったらそれがLover Manに続いたり、ビートルズのアレンジがでてきたりと面白かったです。次女が宿題がたくさんあるとかでファースト・セットの後に出てきたのでそれが心残り。でも今月末には、Jazz Landで演奏するとの事で楽しみです。
Jazz Corner の演奏
Jazz Corner のオフィシャルフォト(先頭がマリオさん) |
追記:ローマに向かう飛行機でスチュワーデスのお姉さんに 「あんた知ってる(I know you!)」 といわれて、!?。 なんとこのコンサートでワインを提供していたワイナリーの若奥さんでした。本業の傍らスチュワーデスをしているとのこと。
Jazz Corner オフィシャルサイト:http://www.jazz-corner.com/
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