2012年5月26日土曜日
チャリティー リサイタル
5月19日は、ウィーンのカルメリータ教会で行われた難民孤児院のためのチャリティー・コンサートに行って来ました。
演奏されたは、ウィーンを拠点に活躍されるバイオリニストの前田朋子さんとフーバー陽子さん。 フーバー さんは今回はビオラを演奏されました。
プログラムは、ストラビンスキーのビオラ独奏のためのエレジー、モーツアルトのビオラとバイオリンのため二重奏、バッハの無伴奏バイオリンソナタ、そしてハルヴォルセンのヘンデルの主題によるバイオリンとビオラのためパッサカリアとサラバンデと変奏。
お二人のリサイタルには何度か伺っていますが、今回もいつもながらのとてもすばらしい演奏でした。初めて聴いたストラビンスキーのエレジーは哀愁のある美しいメロディーで、思っていたほどコンテンポラリーな曲風ではなく、もっとじっくりと聴いてみたいと思った一曲でした。 ハルヴォルセンのパッサカリアは、数年前にアメリカで長女が通っていたミュージック・スクールのマスタークラスで生徒さんが演奏したのを聞いて以来、我が家全員が好きな曲の一つで、いままで、何度かライブでも聴く機会にも恵まれ、CDも持っています。前田さんとフーバーさんがこの曲を弾くを聴いたのは2度目ですが、前回に勝るとも劣らぬエキサイティングな演奏でとても楽しく聴かせていただきました。
リサイタルの後は、教会の会合室でリセプションがあり、オペラのアリアをバイオリンとビオラの2重奏に編曲した小品を数曲演奏してくださいとても楽しいひと時を過ごせました。
前田朋子さんの公式サイト:www.tomokomayeda.com
前田朋子さんのブログ(日本語):http://blogs.yahoo.co.jp/tomoko_mayeda
前田朋子さんのCD:
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